気づいたら10年打ち込んでいた元スケーターの備忘録

元大学生フィギュアスケーターが10年間のスケート人生を通じて感じたことを、当事者ならではの視点から書いたり、そんな私の感性に刺さったモノを紹介します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

一流フィギュアスケーターのアイスタッツと、名もなきスケーターのレッスン券

今回は、フィギュアスケートの世界におけるIT化・技術化について、考えてみます。IT化・技術化という表現が正しいのかはわかりませんが、そういう類の話なのではと思います。 私がずっとスケートを続けてきた環境から、トップレベルの選手にまで広げて考えて…

サッカーグラウンドとスケートリンク、スポーツを行う場所について考えてみた

今回は、スポーツをする「場所」「環境」が持つ特性や可能性、汎用性といったことを考えてみました。 私がフィギュアスケートを通して経験してきたことは、全て「スケートリンク」という環境があったからです。1年中練習できるホームリンクが自宅から通える…

色鮮やかな南米アニメーション映画から感じた、フィギュアスケートとの共通点

今回は私の中でお気に入りの映画を紹介したいと思います。私は映画鑑賞が好きで、これまでに邦画洋画問わずヒューマンドラマを中心に、ミニシアターに見に行ったりしています。 そんな私の中で、独自の地位にいるのが、この作品。 『父を探して』 ご存知の方…

あなたにとっての「はかれないもの」は何ですか?

今回はスケートの話ではなく、私個人の感性に刺さった本を紹介したいと思います。ある意味、感性というものもフィギュアスケートにも大きくつながっているものだと思います 。笑 ある日、仕事終わりに本屋へ寄り、ふらふらといろんなジャンルを棚を見ていた…

フィギュアスケートで社会課題を解決できるか

「フィギュアスケートで社会課題を解決できるか」 これが今回のテーマです。 今回はちょっと違った切り口から書いてみようと思います。 キーワードは、「フィギュアスケート」「スポーツ」「社会課題の解決」「社会貢献」「途上国」「国際協力」といったとこ…

先生との「信頼関係」はスケート人生を光り輝かせる

前回の記事でも触れましたが、 私は自分の先生だったからこそスケートを続けてこられたと実感しています。 もちろん、先生に対して今まで1ミリも不満を抱いたことがない というわけではありませんし、 同じ先生にずっと師事するデメリットもなくはないかと思…

フィギュアスケートにおける選手と先生の関係性とは

今回は、フィギュアスケートにおける先生の存在について考えていきます。 選手にとって先生とはどのような存在なのでしょうか。 フィギュアスケートで「先生」というと テレビなどでスケートの試合風景を見たことがある方は リンクサイドに立ち、選手に言葉…

人は一生の中でいくつの「心惹かれること」に出合えるのだろうか

今回は3つのパートに分けて書いてみます。 ①星道夫の言葉 ②好きの原動力 ③「グレー」であり続ける ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①星道夫の言葉 「短い一生で心惹かれることに多くは出合わない。 もし見つけ…